21世紀において日本は少子高齢化が急速に進展し、社会構造や企業システムにおいても大きな変革期を迎えております。さらに、あらゆる企業で定年を迎える高齢者が続出し、又、高齢者のリストラが行われ、企業に貢献努力してきた中高年齢層にとっては受難の時代に入りました。
現在の企業内における中高年層の位置付けは、高度成長期に充分な企業教育・人材育成を受け、高度な技術やスキル、マネジメントを身に付けた優秀な管理者・技術者・技能者等として活躍している中で、厳しい経済状況下では、リストラの対象の中心にもなっているのが現状です。
しかし、混沌とした経済の中で、能力的にも体力的にもまだ十分な余力を持ったシニア層が、新たな視点で活躍できる事業を起こし、社会貢献、国際貢献できる事業を通して活躍してもらう場面を多く創出し、日本経済の活性化・再生化に重要な役割を果たしてもらうと同時に国際的視野も持っていただきたいと存じております。一方、国際的な視点に目を向けると次世代を牽引するBRICs4カ国及び発展途上国のNEXT11の諸国へ貢献できるビジネスを創出することが可能な世代の中高年齢層には期待するところ大きいかと思われます。
なかでも、世界で最も所得が低いと言われるバングラデシュは日本の現状と正反対の状況にあり、現地雇用促進をベース、今後、日本の市場に求められる事業の開発を推進する上で、日本の中高年齢層の活躍・貢献できる場面は多々あるかと思われます。
日本の生産方式で安心・安全をベースに商品開発を行い、今後加速化される超高齢化社会の日本市場において、大きい事業として育つことが期待されます。具体的には、日本での販路を企業経験から培った人脈を活かして行うセールスレップ(販売代理人)事業を展開します。
このセールスレップ事業を足がかりとして、将来的なビジョンとして、バングラデシュと日本との経済の架け橋を民間ベースの企画と行動力で作り上げていくことを目標としています。
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